犬のフィラリアが怖い病気というのは
知っていますか。そのフィラリアの
検査は血液検査で分かるのでしょうか。

そもそもフィラリアってどこから来る
のでしょうか。

フィラリアのライフサイクルと血液検査
について
まとめてみました。

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犬のフィラリアのライフサイクルとは?


フィラリアは犬が蚊に刺されることで
感染することは分かっているとは思い
ますが、どういうライフサイクルなのか
分からないこともありますよね。


1.犬の血液中へ孵化


メスのフィラリアは犬の肺動脈に寄生
しており、卵を身体の中に持ったまま
孵化させます。


そしてミクロフィラリア(L1)と
呼ばれる幼虫を産み落とします。
(卵胎生・サメと同じ)


そしてミクロフィラリアは血液中を
活発に泳ぎ回ります。そして蚊に吸血
されるのを待ちます。


ちなみにココで蚊に吸血されなかったら
2年くらいでミクロフィラリアは成長
することなく死にます。


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2.蚊の体内へ移動


メスのフィラリアから産まれたミクロ
フィラリアが血液中を泳ぎ回っている
ときに蚊が吸血することで、蚊の体内
へと移動します。


蚊の体内へ移動してから2日くらいで
脱皮して成長します(L2)。


その後2週間でもう一度脱皮して成長
します(L3)。この状態になると
犬に移動出来る準備が整います。
(1回脱皮しただけでは移動できない。)


ちなみに蚊1匹あたりフィラリアは
10匹くらいまで持っている
そうです。


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3.犬の体内へ移動


蚊の中で成長したフィラリアは蚊の
吸血のときに皮膚の下あたりに移動
します。


その皮膚の下で1週間後に脱皮して
成長します(L4)。そして皮膚の
下よりもっと深い筋肉の中へと移動
していきます。


この筋肉の中で過ごして1ヶ月半~
2ヶ月後にもう一度脱皮して成長
します(L5)。


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ちなみにこの筋肉の中にいる(L4)
の間にフィラリア予防薬は効果が
あります。これ以上成長したL5
には効果はありません。


4.肺動脈へと移動


L5へと成長したフィラリアは血液中
へと移動してさらに大きく成長します。


ある程度の大きさ(3センチくらい)
まで成長したら最終的に心臓近くの
肺動脈という血管に寄生するのです。


肺動脈に寄生するもさらに大きく成長
していき、フィラリアの雄はおよそ
30センチ、雌は25センチくらい
まで大きく
なります。


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そして雄雌の交尾によって卵を作り、
最初のミクロフィラリアを生み出し
ます。


これがフィラリアのライフサイクル
です。犬だけでフィラリアの数が
増えることは無く、犬と蚊がいる
ことでかなりのフィラリアの数に
なっていきます。


フィラリアがいる犬から吸血したら
蚊がしばらくして同じ犬から吸血
することで爆発的に増えていきます。


フィラリアの薬に副作用あるのか
知っていますか??
フィラリアの薬の副作用ってあるの??


犬のフィラリアは血液検査で分かる?


犬のフィラリアは血液検査で分かり
ます。血液検査で何を調べるかと
言うとミクロフィラリア(L1)を
顕微鏡で見るのです。


雌のフィラリアは成虫になると毎日
3000匹のミクロフィラリアを産む
とされています。


そのため、少しだけのフィラリア感染
であってもミクロフィラリアの数は
膨大
であるため簡単に血液検査で
分かるのです。


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採血するのは夕方の方がいいみたい
です。
ミクロフィラリアは蚊の活動が
活発になる夕方になると皮膚近くの
血管へ移動して、吸血されやすいよう
にしているからです。


注意することは血液検査で見つから
なかったとしてもフィラリアがいない
という訳ではないことです。


フィラリアが成長してミクロ
フィラリアを産み出していないと
血液検査では分からないからです。


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成長しきってないフィラリアが
いても血液検査では出てこない
のです。


本当に血液検査が必要かどうかは
きちんと説明してもらってから行う
ようにしましょう。


フィラリアの症状については知って
いますか??
犬のフィラリアの初期症状って??