犬の運動を激しく妨げてしまう可能性
がある椎間板ヘルニアという病気が
あります。

いったいどんな原因があるので
しょうか。また、予防するために気を
つけることは何なのでしょうか。

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■犬の椎間板ヘルニアの種類


老若男女関係なく多くの方が悩まされて
いる椎間板ヘルニア、実は犬も発症する
ことのある病気なのです。


椎間板ヘルニアは簡単に説明すると
背骨に負担がかかり、その結果脊髄
の圧迫が原因
となり神経に異常が
起こり、麻痺や痛みなどの症状が現れる病気
です。


もう少し詳しく見ていきましょう。椎間板
ヘルニアには2つの種類があります。


ハンセン1型椎間板ヘルニア


背骨を構成している、繊維輪という
部分と繊維輪に包まれている髄核
という部分があります。


ハンセン1型は遺伝的に髄核という
部分の水分が少なくなっていき、
硬くなってきます。


この結果として、背骨への衝撃が
繊維輪という部分に大きく伝わって
しまうのです。


これによって繊維輪が壊れてしまい、
脊髄側へ髄核が飛び出してしまって
脊髄を圧迫してしまうものです。


ハンセン1型の発症はミニチュアダックス
やカニンヘン、スタンダードなど特に
ダックスフントに発症しやすい病気です。


ハンセン1型の椎間板ヘルニアを発症
する犬の犬種の50%はダックスフント
という統計があります。


もちろん他の犬種にも起こること
はあります。


  • ウェルシュコーギー
  • フレンチブル
  • トイプードルパピヨン
  • チワワ
  • ヨークシャーテリア
  • ビーグル
  • パグ
  • ポメラニアン
  • ジャックラッセルテリアなど

小型犬に起こり若いうちに急に発症
することが多いものです。


遺伝的に軟骨の形成が完全ではない
ときに起こっています。


WS000000 参照:http://corgi2frenchbulldog.blog117.fc2.com/


ハンセン2型椎間板ヘルニア


ハンセン2型椎間板ヘルニアは加齢によって繊維輪がもろくなっていくことが原因で起こります。


繊維輪の内側が壊れてしまって、髄核
が正しい位置にいられなくなるのです。


髄核が脊髄側へと移動して、脊髄を
圧迫してしまう病気です。


比較的大型犬で起こることが多く、8歳
以上のことがほとんどです。


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参照http://corgi2frenchbulldog.blog117.fc2.com/


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■犬のヘルニアの原因は?


犬の椎間板ヘルニアが起こる原因は
上記の通りなんですが、発症の引き金
になってしまうものもあります。


発症しやすい犬種などでも気をつける
ことで予防することができるのです。


まずは引き金になる原因について紹介
します。



・筋肉が不十分


背中に十分な筋肉がついていれば、
負担から背骨を保護することが
できますが、筋肉が不十分だと支える
ことができません。


・肥満気味


また、身体の重みによって背骨に
負担がかかってしまうような状態
だと、背骨を十分に保護すること
ができずにヘルニアを発症しやすく
なってしまいます。


運動の種類


また、身体をひねるような運動や、
急激にジャンプをするような運動
は腰に大きな負担がかかり、ヘル
ニアになる危険性を高めてしまい
ます。


日常生活の中でも、たとえば背の高い
椅子やソファに飛び乗ったり、頻繁に
階段の上り下りをしたり、よく滑る
床の上で生活していたりするとそれ
だけでも想像以上に腰に負担をかけて
います。


これらすべてが椎間板ヘルニアの
原因となりうるのです。


小型犬に多いハンセン1型のことを
考えるなら、激しい運動は控えた方
がいいと言われています。


また、年齢を重ねたときにも激しい
運動は気をつける必要があります。


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■ヘルニアの予防方法は?


愛犬がヘルニアになることを予防する
ためには、


  • しっかりと筋肉をつける
  • 太らせすぎないこと
  • 激しい運動をさせない
  • 首を引っ張らない

重力による負担から背骨や脊髄を守る
ためには十分な筋肉が必要です。


そのため、日ごろから適度な運動を
させることが大切です。


とは言ってもあまりにも激しい運動
はかえって背骨や腰に負担をかけて
しまうためできるだけ避けましょう。


そして、背骨への負担を少しでも軽減
させるため、体重を増やしすぎない
ことが重要です。


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また、散歩の際などにリードで無理
に引っ張ったり、犬が進もうと思って
いる方向と逆方向に急に方向転換させ
ようとしたりすると、その力が首から
背骨に伝わり大きな負担をかけてしまい
ます。


リードの使い方にも注意が必要です。


ヘルニアは犬も年齢関係なく発症する
可能性のある病気です。特に若いうち
にかかってしまうと思うように身体が
動かせず、成長や生活の質にも影響を
及ぼします。


普段からヘルニア予防のために気を
付けてあげましょう。