咳やくしゃみ、鼻水は発熱など、犬も
人間が風邪をひいたときと同じような
症状が出ることがあります。

普段風邪をひいたときに薬で治して
いる人ならば、飼い犬に早く良くなって
ほしい一心で自分が服用している風邪薬
を飲ませてみようと考えるかもしれま
せん。

でも、人間の風邪薬を犬に飲ませても
大丈夫なのでしょうか?

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人間の風邪薬は犬にとってはとても危険


実は、人間の風邪薬は犬にとっては
非常に危険なものなのです。


人間の風邪薬、いわゆる解熱鎮痛薬
には、アセチルサリチル酸などの
非ステロイド性抗炎薬が主成分として
配合されています。


こういった薬には、喉の炎症を抑え
たり熱や関節の痛みを鎮める効果が
メインです。


喉が痛い、頭が痛い、鼻づまりがある
などの症状を和らげてくれるものです。


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また、胃腸の粘膜を弱めてしまったり、
血液を固まりにくくしてしまうといった
作用もあります。


これがいわゆる副作用と呼ばれるもの
です。この副作用によって、胃酸から
胃の粘膜を守る機能が低下して胃潰瘍
を起こしたり、腎臓の機能低下を招く
場合もあります。


人間でもこれだけの副作用を起こす
可能性がわずかとはいえ存在しますが
犬にとってはその副作用の危険性は
人間と比べ物になりません。


犬と人間とでは体の大きさ、構造が
全く異なります。


そのため、同じ薬で現れる副作用も
犬と人間とでは全く異なったものに
なるのです。


犬が風邪薬を飲んだときは人間よりも
副作用が強く現れます。腸内でひど
い出血を起こしたり、腸に穴が空いて
しまい、最悪の場合死に至ることも。


また、腸の粘膜の働きが低下すること
で腸内の細菌が血液内に流入し、肝炎
を引き起こすこともあります。


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犬が風邪をひいたときはどうすればいい?


いくら早く風邪を治してあげたいと
思っても、人間の風邪薬を飲ませる
のは危険だということが分かったで
しょうか。


副作用が出てしまう可能性はそこまで
高くはありませんが、何が起こるか
分かりません。


そもそも人間用の風邪薬は症状を
抑える効果はあっても、風邪を治して
しまうという効果はありません。


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では、犬の風邪を治すにはどうすれば
いいのでしょうか?


風邪の症状も初期のうちは栄養のある
食べ物を与えて安静にさせてあげま
しょう。


ただし、重症化してしまうと治り
にくくなってしまうため、できるだけ
早く動物病院にかかることをおすすめ
します。


人間の風邪と違い、犬の風邪には
はっきりとした原因があることが多く、
その原因さえ突き止められれば、原因
に応じた治療を行うことで早期に回復
させることが可能
です。


犬の風邪の原因には、犬アデノ
ウィルスや犬パラインフルエンザ、
犬レオウィルスなどさまざまな細菌
によるものが考えられます。


風邪の原因を突き止めるには、抗体
検査などを行うこともあります。