犬の血液検査でBUNの数値が高い
ときや低いときにはどんな意味が
あるのでしょうか。

調べてまとめてみました。

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犬の血液検査でBUNって何がわかる?


BUNは血液尿素窒素といいます。


肝臓の作用でタンパク質が分解、
代謝されて尿素が出来ます。


この尿素は身体にとって必要ではない
ものなので腎臓の作用によりおしっこ
として排泄されます。


この尿素に含まれる窒素部分がBUNです。


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BUNが高いときは尿素がうまく排泄
されていない。
(腎臓機能の低下)


BUNが低いときは尿素が作られて
いない
(肝臓機能の低下)


ということになります。他にもBUNが
高い・低いという状態になることは
ありますが基本的には肝臓と腎臓の
機能を評価
しています。


それでは犬の血液検査でBUNの数値が
高いとき・低いときを詳しく見ていき
ましょう。


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犬の血液検査でBUNが高いとき


おしっこに排泄出来ない


・腎機能の低下により尿素の排泄が
出来ない


・尿道結石やガンによる尿路の閉塞


・心不全など心臓疾患で腎臓への
血液量が減ると腎機能が低下


おしっこに尿素を出来なくなると
血液中に多くなりBUNが高くなり
ます。


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吸収が増える


尿素はウンチにも含まれているので、
腸閉塞があるときはウンチが出せず、
尿素(窒素)を吸収してしまいBUNが
高くなります。


また、胃腸炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍
などで出血すると血液由来のタンパク
質が吸収されます。


この中には窒素が含まれているので
結果としてBUNの数値が高くなります。


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タンパク質の代謝が増える


甲状腺機能亢進症などによりタンパク
質の分解、代謝が増えると尿素(窒素)
も増えるのでBUNの数値が高くなります。


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脱水


水を飲めない状態になると身体から
水分を無くさないように腎臓では
水分の再吸収を行い、おしっこを
減らします。


このときに尿素(窒素)も一緒に
再吸収しれてしまい血液検査では
BUNが高くなります。


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犬の血液検査でBUNが高いときには
これらのことが考えられます。


BUNの数値だけではなくクレアチニン
の数値も見て腎臓に異常があるか
どうかまずは見ます。


(クレアチニンとBUNが高いなら
腎臓、尿路系に異常がある可能性
が高い)


犬の血液検査でBUNが低いとき


肝臓に異常がある


肝臓の機能低下によってタンパク質が
代謝出来なくなります。


そして作られる尿素が減るのでBUN
の数値が低くなります。


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栄養不足


BUNの元になるタンパク質が無いと
BUNは低いままです。低タンパクの
エサやエサの量が足りないかも
しれません。


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おしっこが多い


尿崩症となってしまった場合には一緒
に尿素が流れ出るため低い数値になる
ことがあります。


多飲多尿はBUNの数値が低くなります。


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犬の血液検査でBUNが低い数値となる
のはこれらのことが起こっているとき
です。


わからないことは獣医師に聞くように
するといいでしょう。