人間と同様、犬も血尿を出すことが
あります。

血尿の原因は、加齢によるもの
だったりストレスだったりとさま
ざまです。

食欲がなくなっていたり、元気が
なくなっている場合には命にかか
わる危険もあるため、すぐに血尿
の原因を見極めてそれに応じた
治療を行う必要があります。

ここでは主な血尿の原因をご紹介
します。

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膀胱炎


膀胱が炎症を起こす膀胱炎は、尿道
から入り込んだ細菌が原因で発症する
ことの多い病気です。


特に雌犬は尿道が雄犬よりも短く、
また外陰部を舐める行為が頻回な
ため膀胱に細菌が侵入しやすく炎症を
起こしやすいのです。


また、ストレスや寒さも膀胱炎の原因
となります。膀胱炎はまれに血尿を
伴うことがあるほか、慢性化すること
で腎盂腎炎などの合併症を引き起こし、
最悪死に至ることもある危険な病気です。


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尿路結石


尿路結石は、尿の成分が結晶化して石
となり、腎臓や尿管、膀胱、尿道に
溜まってしまう病気です。


この石が尿の通り道の壁を傷つける
ことで出血し、それが血に交じって
血尿となるのです。


結石を放置していると石が大きくなり、
尿道をふさいでしまうことがあります。


尿がしっかり出ているか、尿を出す際
にいきんだりしていないか確認して
あげましょう。


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前立腺疾患


前立腺疾患は高齢の雄犬がかかり
やすい病気です。


前立腺は雄犬にだけ存在する生殖器
です。これが加齢による男性ホルモン
の崩れによって肥大し、患部の炎症
により出血するようになります。


また前立腺が肥大が進むすと、腸が
圧迫されて尿や便が出にくくなる
ことがあります。


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膀胱腫瘍


膀胱腫瘍は雄・雌関係なく、加齢と
ともに発症率が高くなるガンの一種
です。


初期のうちはあまり症状が現れない
ため気付きにくいものです。


血尿などが出ることで症状に気付いた
時にはすでにかなり進行していると
いうケースが多いため、定期健診を
受けてできるだけ早期に発見すること
が大切です。


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玉ねぎ中毒


玉ねぎにはアリルプロビルジスル
ファイドという成分が含まれています。


これには犬の赤血球を破壊し血尿や
貧血を引き起こす作用があります。


玉ねぎのほか、長ネギやにんにく、
ニラなどにもこのアリルプロビル
ジスルファイドは含まれています。


アリルプロビルジスルファイドは
加熱しても消えることはないため、
与えるのは控えた方がいいでしょう。


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血尿とともに現れる症状にも注意


血尿は、発熱や嘔吐、貧血、下痢など
の症状を併発することが多く、また
尿に血が混じっていなくても尿の量が
少なかったり、失禁をするように
なったり、尿が悪臭を放つように
なったりします。


普段の生活から何かしら異変を感じた
時には、すぐに病院に連れていくよう
にしましょう。