犬の口臭が気になるとき、まず最初
に疑うのは食べ物や歯周病、歯肉炎と
いった口の中の病気なのではないで
しょうか?

でも実は口臭には、内臓の重大な病気
が隠されている場合もあるのです。

普段と比べて特に口臭がきついな、と
感じた場合は注意が必要です。

ここでは口臭の原因となる内臓の病気
についてご説明します。

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腎臓病


腎臓には、老廃物を尿に変えて体外に
排出するという役割があります。


しかし、腎臓に病気があり腎臓の働き
が鈍くなると、排泄されなかった老廃物
がアンモニアを発生させ、その臭いが
口臭に混ざる
ようになります。


口臭の原因が腎臓病にある場合、口臭
だけでなく嘔吐や下痢、食欲不振と
いった症状も一緒に現れるようになり
ます。


さらに体内に毒素が溜まり尿毒症に
なってしまっている場合は、命を
落とす危険もあります。


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肝機能低下


肝臓には、アンモニアを尿素に変換
する役割があります。


肝臓の機能が低下すると尿素に変え
られなかったアンモニアの臭いが口臭
に混ざって悪臭を発するようになります。


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糖尿病


糖尿病から悪化すると、血液に存在
するケトン体が増加し、「糖尿病性
ケトアシドーシス」という状態に
なります。


このとき、嘔吐や食欲の低下といった
症状と一緒にアセトン臭と呼ばれる
いつもと違った口臭を放つようになり
ます。


こうなると昏睡状態や命にかかわる
状況に陥る危険もあります。
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これら以外にも、鼻炎や副鼻腔炎と
いった鼻の病気、喉頭炎、けがや骨折、
そして口腔がん・肺がん・胃がんなど
のがんによっても口臭が発生すること
があります。


口の病気と内臓の病気の見分け方


内臓の病気を原因とする口臭の場合は
一刻も早く動物病院へかかる必要が
あります。


しかし、口臭の原因が口内環境なのか
内臓なのかわからないと、なかなか
病院にも行きにくいですよね。


これらの原因を簡単に見分ける方法と
して、まずはタオルで犬の口の中を
ぬぐってみましょう。


ぬぐったタオルを嗅いだ時に悪臭がする
場合
は歯周病や歯肉炎など口内の病気
が原因となっている


タオルからなんの臭いもしない場合には
内臓の病気が原因となっている可能性が
高いでしょう。


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また、口臭による病気の兆候をいち
早くキャッチするためにも、日ごろ
から口臭をチェックしてあげること
が大切です。


たとえ歯の病気が原因であるとしても、
その兆候に気付かずに放置してしまって
いれば、いずれ歯が抜け落ちてエサが
食べられなくなったり、重大な感染症
を引き起こす危険もあります。


口臭の変化に対して迅速な行動をとれる
ようにするためにも、日ごろから愛犬の
口の中や口臭のチェックをする習慣

つけましょう。